5分をもって上となし
7分を中となし
10分をもって下となす
武田信玄は戦いにおいて以下の通りの考え方をもとに戦略を立てていたという。
■戦いに際し5分勝ちは『励』を生じるため次なる戦いへの緊張感を維持できるため最良とする。
■7分勝ちは『怠』を生じるため次の戦いへ向けて不安要因となるため中とする。
■10分勝ちは『驕』を生じるため次の戦いに敗れる原因になるので下とする。
だからいたずらに合戦に勝利することのみを良しとしなかった。
勝負は局地戦での勝ち負けにこだわるのではなく、戦略的に政治面をも含めて勝利することに意義があるという教訓を諸将に説いている。
徹底的に合戦後の動向を思慮した合理主義によって軍を動かすその裁量はやはり他の戦国大名に抜きん出た力を持っていたと言える。
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