
人は城、人は石垣、人は堀。
情けは味方、仇は敵なり。
一般的に戦国大名の多くは堅固な城を築き守りの要とした。
しかし武田信玄は
『どれだけ城を堅固にしても人の心が離れてしまったら世を治めることはできない。情けは人をつなぎとめ、結果として国を栄えさせるが、仇を増やせば国は滅びる。』を信念としてこの言葉を残した。
その言葉の通り、信玄はその生涯の内一度も甲斐の国内に城を築くことなく、平館ともいえる簡素な躑躅ヶ崎館に居住した。
それに替えても尚余りある優秀な家臣団の形成に傾注したがために戦国の世に名を馳せることができた。
現代に於いてもきらびやかなハード面はある程度の資金を積めば造築することは可能であるが、それを運営するソフト面の充実は一朝一夕には叶わないのは同じことである。
とは言うもののそれを実現することのなんと難しいことか・・・
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