
夜襲のスペシャリスト:多田満頼
武田信虎、武田信玄の二代に仕え淡路守を称す。
もともとは美濃国の浪人で、武田信虎の時代に甲斐に入り足軽大将として登用される。
その猛勇豪傑を伝える逸話として『火車』と呼ばれた鬼を退治したという話が語り継がれている。
主に信濃虚空蔵山城の守衛にあたっていた。
特に隠密行動による夜襲を得意としており、与えられた兵士の数は少なかったがこの分野で右にでるものはなかった。
武田信虎は追放先となった駿河において、今川家臣に武田家の武将の話をする折には多田満頼の名前を挙げてその豪胆さを自慢したという。
武田信玄の代となる頃には既に老齢に達していたが、信玄からの信任も厚かった。
第4回川中島の戦いの折には病床に伏せており参戦できなかったが、息子が替わりに参戦している。
生涯で29度の感状を拝領し、負った手傷は27ヶ所にものぼったという。
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