未だ統一がならず豪族が乱立する越後国内。
しかし着々と長尾影虎(後の上杉謙信)を中心にまとまりつつもある。
関東管領である上杉憲政が北条氏康の勢いに対抗するべく長尾家に後ろ楯を要請する。
そのため長尾影虎には関東管領の守護という大儀名分が生じることとなる。
この時代には珍しい私欲に囚われない正義・信念を持つ長尾影虎には意気に感じて戦うべき理由が生じることにもなる。
後に既に有名無実と化してしまっている『関東管領』という職に頑なにこだわり戦い続けることからも上杉謙信の愚直なまでの一途な思いというものが感じられる。
さて一方甲斐では紀州・根来寺に山本勘助を遣わし鉄砲100丁を仕入れる手筈を整える。
撃つまでに手間が掛かることや雨天で使用できないことなど欠点も多いが今までの戦闘方法をガラリと変革させるものでもある。
各戦国大名がこぞって導入に奔走したことからもその脅威は恐るべしである。
また駿河・今川義元の目もいよいよ上洛へと目標を見定めている模様。
雪斉との打ち合わせにも余念がない。
自国の思惑と他国の思惑が交差するなかでいよいよ大きな波のうねりに情勢がどう転んでもおかしくない状況。
何だかワクワクしてしまう。
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