武田信玄の副収入のススメ
戦国時代最強の武田騎馬軍団・・・ その最強家臣団を支えたのが金山採掘による甲州金・・・ 現代によみがえる武田信玄の戦略・・・ まずはコツコツとお小遣い稼ぎから!!!
大河ドラマ『風林火山』 第33回
『勘助捕らわる』について

根来衆の僧侶になりすました山本勘助は鉄砲100丁が届けられるまでの人質として越後に捕らわれの身となっていた。
長尾景虎は宇佐美定満に勘助の身柄を預けていたが、既に武田の間者と見抜かれてしまっていた。
間者と見抜いた上で宇佐美に勘助を預けたことは景虎が宇佐美を味方に引き込むための策でもあった。
結局宇佐美を取り込んだ景虎はそのままの勢いで敵対していた従兄弟にあたる長尾政景をも屈服させ越後をひとまとめにしてしまう。
いよいよ越後を統一した長尾景虎。

一方甲斐・武田では勘助が戻らぬことに武田晴信もやきもきしていた。
そんな晴信は北の方に板垣・甘利亡き今、山本勘助がそなたを支えるものではないかと諭される。
やはり
『人は石垣、人は城』
人こそが武田家の礎となるということであろうか・・・

鉄砲100丁が届かぬ約束反故のため越後では山本勘助が処刑されようとしていた。
『御仏の加護がなかったのだな・・・』
という長尾景虎に対し山本勘助
『御仏などに救われたことなどありませぬ。
 今まで人間臭さの中でこそ拙者は救われて参りました。』
とお互いの180度違う価値観がぶつかりあう場面は見応え十分であった。

鉄砲で勘助に狙いを定めて景虎が今にも引き金を引こうとした刹那、
根来の津田が100丁の鉄砲を持参して謁見する。

これは武田晴信の指示により鉄砲を届けさせたようである。

当時の鉄砲100丁とひとりの武将の命。

どちらが重要かということはそれぞれ議論されようが、武田晴信にとっては山本勘助という武将の存在価値が上回ったということである。

金で買えるものと買えないもの・・・
マスターカードのCMではないがまさに山本勘助はプライスレスということなのであろう。

粋な計らいである。

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大河ドラマ『風林火山』 第32回
『越後潜入』について

前回鉄砲商人として長尾景虎の様子を探るべく越後へ潜入した山本勘助
鉄砲100丁を届けるまでは人質として足止めをされてしまう。
逆に家中を探るのに好都合と喜んでひとり越後に残った。

越後統一へ向けて突き進む長尾景虎はその最大の障壁となる宇佐美定満を説得しようと会談を申し込む。
己には父を討たれた恨みはないことを伝えるとともに、主家への忠信から一貫した筋を通した宇佐美定満へ賞賛の賛辞を送る。
欲にとらわれることの醜さを前面に押し出し宇佐美を説得する。
宇佐美定満も実際に対面して長尾景虎を見定めようとしていたようで、その言動に一目を置いた様子。
ただし宇佐美も黙って話を聞いているだけではなく
『欲を捨てるということにこだわることも己の欲である。
 俗世を否定して認めないということもいかがであろうか?』

と長尾景虎の極端な潔癖症の部分の危うさを指摘する。
この会談に同行していた山本勘助は結局宇佐美のもとへ預けられることとなる。

一方甲斐・武田晴信は村上義清の砥石城を取り囲んでいた。
難攻不落の砥石城を力攻めで攻めるリスクを懸念して越後へ潜入する前に山本勘助
『せいてはなりませぬ』
と忠告しておいたにもかかわらず・・・

結局城攻めに取り掛かった武田軍はいたずらに戦力を消耗していく。
そんな中、高梨と和睦した村上義清も砥石城へと援軍に向かってきた。
それまでの戦いで疲弊していた武田軍にはもはや撤退するしか打つ手はなかった。

『砥石崩れ』と呼ばれる武田勢の敗戦。
上田原の戦いに続き同じ村上義清を相手に敗走することとなった。

しかしこの敗戦は武田信玄が生涯で経験した数少ない経験のひとつである。
また敗戦の中からしか得られないことも数多くあるのも事実で、以後の武田軍の戦いはこの敗戦を境に着実な進歩を遂げることとなる。

決して負けないための準備と情報収集、そして大局的な見地での戦略。
村上義清という強敵がいたからこそ戦国最強と呼ばれた武田軍を形成する土壌ができあがったとも言えよう。

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大河ドラマ『風林火山』 第31回
『裏切りの城』について

信濃攻略へ向けて更に歩を進める甲斐・武田晴信の前では小笠原長時は戦わずして落ち延び、村上義清の元へ逃げ込む。
武田軍は深志城を対村上攻略拠点と見定め城代に馬場信春を送り込み内政を充実させる。
この深志城はその後対立が予測される越後・上杉勢にも睨みを利かせるための重要拠点ともなる。

村上義清は武田との全面交戦を目前に砥石城の守りを堅めにかかる。
その砥石城を攻略するための基点となるのは真田幸隆のいる信州・上田の真田郷である。
真田幸隆は仇敵・村上義清を滅ぼした後は上田一体の知行を安置される確約を武田晴信より貰っていたので全知全霊を傾注して砥石城への調略を仕掛けていく。
村上方への内応者を巧みに操り攻撃を仕掛けさせる。
自城に攻め寄せさせた後、退路を絶ちこれを殲滅する手際の良さは鮮やかの一言である。
またこの作戦の裏に描写されている真田と相木のふたりの絆は何とも言い難い良い雰囲気を醸し出している。
同じ目的へ向かって突き進む仲間とはこういうものなのかと再認識させられるとともに羨ましくもある。
人生でそういう友を見出せるのはホントに幸せなことであろう。

一方、鉄砲商人として越後に入国した山本勘助は長尾影虎に謁見するやいなや、いきなり窮地に立たされてしまう。
次週どのような展開になるのであろうか?

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大河ドラマ『風林火山』 第30回
『天下への道』について

未だ統一がならず豪族が乱立する越後国内。
しかし着々と長尾影虎(後の上杉謙信)を中心にまとまりつつもある。
関東管領である上杉憲政が北条氏康の勢いに対抗するべく長尾家に後ろ楯を要請する。
そのため長尾影虎には関東管領の守護という大儀名分が生じることとなる。
この時代には珍しい私欲に囚われない正義・信念を持つ長尾影虎には意気に感じて戦うべき理由が生じることにもなる。

後に既に有名無実と化してしまっている『関東管領』という職に頑なにこだわり戦い続けることからも上杉謙信の愚直なまでの一途な思いというものが感じられる。

さて一方甲斐では紀州・根来寺に山本勘助を遣わし鉄砲100丁を仕入れる手筈を整える。
撃つまでに手間が掛かることや雨天で使用できないことなど欠点も多いが今までの戦闘方法をガラリと変革させるものでもある。
各戦国大名がこぞって導入に奔走したことからもその脅威は恐るべしである。

また駿河・今川義元の目もいよいよ上洛へと目標を見定めている模様。
雪斉との打ち合わせにも余念がない。

自国の思惑と他国の思惑が交差するなかでいよいよ大きな波のうねりに情勢がどう転んでもおかしくない状況。
何だかワクワクしてしまう。

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大河ドラマ『風林火山』 第29回
『逆襲 武田軍』について

村上勢との上田原の戦いで甘利・板垣の両重臣を失った武田晴信。
敗戦を受け入れられずに合戦後も陣を駐留させている状態が続いていた。
母である北の方より帰陣を促されてやっと陣を払うことを決意したのは合戦より20日以上経ってからであった。
母から
『人を慈しむ心を失っては国を滅ぼすこととなる』
という戒めの言葉を受けうな垂れる武田晴信。

重臣の二人は死をもって若き主君・武田晴信を戒めた のである。

この重臣の死を以ってしての戒めは武田晴信へ対してショック療法ともなり不安定であった武田家臣団の結束を固めることともなった。

武田晴信が亡き板垣信方を想いつつ語った決心・・・

『甲斐には生涯堅固な城は築かない
 人は城 人は石垣 人は堀
 情けは味方 仇は敵』

現在に伝わる武田節にも語られる一節。

人の結束に勝てるものはないということを悟った武田晴信は
今後数ある戦国武将の中でも特異稀なる主君へと進化を遂げることとなる。

片田舎から天下を目指す戦国大名のひとりとして・・・

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大河ドラマ『風林火山』 第28回
『両雄死す』について

信濃・村上義清と甲斐・武田晴信とのファーストコンタクトは上田原を舞台に両者が睨み合う。
武田軍の先方は真田幸隆と馬場信春がぜひ自分にと願い出るが晴信はこれらを退け板垣信方と甘利虎泰を任命する。
若き主君・武田晴信の将来を思い両職はそれぞれの思惑で短期決戦で決着を着ける為の画策に奔走する。
甘利は村上側へ寝返ったと偽装しつつ村上義清の首級を獲るべく単身村上軍の陣中に赴く。
しかし村上義清へ襲い掛かろうとした刹那、平蔵の放った矢に阻まれ暗殺に失敗し捕らわれてしまう。
隙をみて村上陣中を抜け出し板垣隊へ敵襲を知らせるべく馬を走らせるがその途中に背後より多数の矢を背中に受け板垣隊へ到着したのも束の間息をひきとってしまう。
また板垣信方は敵・村上義清の襲撃を正面から受けて立つ。
伝兵衛に鎧を着せて武田晴信の影武者と仕立てつつ本陣の武田晴信から兵を遠退けようとも画策する。
結局孤立した板垣隊は徐々に消耗していき板垣信方も大勢の敵に対し孤軍奮闘の立ちまわりを見せるがやはり多数の矢を一身に浴びて力尽きる。

千葉真一の迫真の演技・・・

もはやこれに余計な説明は蛇足であろう。

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大河ドラマ『風林火山』 第27回
PCが壊れてしまいましが久々に戻ってこれました。
遅くばせながらまたコツコツと綴っていきたいと思います。

『最強の敵』について

これまで負戦を経験したことがなかったため戦に負けることに恐怖心が募る武田晴信。
人の道を逸脱した言動が多くなってきたことを感じている家臣団も徐々に多くなってきている。
人心の掌握もままならない状況の中、信濃最強の敵・村上義清との戦へ突入する雰囲気。
ここで主君の進むべき道を方向修正しようとするのはやはり老令な家臣・・・
両職である甘利虎泰と板垣信方のふたりである。
まず甘利が山本勘助へ放った言葉
『戦の勝ち負けとは生き残るか死ぬかではない
 何を守り何を失うかである
己の利害だけを考えて軍師としてお館様に戦闘回避の諫言をしなかったことを戒める。
一方板垣も村上攻め目前の晴信が人の道は一本にあらずという言葉に対して
『家臣団をまとめるためには人の道は一本であるべきである
 お館様の一番の魅力は心を以って人を動かす力である
 理信をお持ち下され』
と言葉を返す。
血気にはやる若き主君を思うふたりのベテランの言葉が非常に印象に残っている。

それぞれの思惑で動き出すふたりのベテランが次回どのような行動にでるのか・・・
それはまた次回にて

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