諏訪を攻略した武田家では生き残ることを選択した由布姫の処遇を巡って揺れ動いている。
山本勘助は由布姫を側室として迎え入れ、晴信との間に男の子を生ませればより強い絆となると戦略的な見地から進言をする。
その進言にまんざらでもない様子の武田晴信は由布姫に和歌を送るがその和歌の下手さ加減が由布姫の氷に閉ざされた心を少し溶かした様子。
しかしながら武田家に対する恨みは簡単には消えそうもない。
しかし甘利虎泰が決死の覚悟で自害を勧めた理由や、三条夫人の心中を察した由布姫は
『私だけが無傷でいるわけにはいくまい』と自らを針のムシロの上に置く覚悟を決めた模様で・・・
今回の副題の『生か死か』・・・
死ぬことよりも生きて地獄を見ることを決意するのであるが、なんと気丈な道を選んだことであろうか?
父の無念に何かしらの形で報いようというのであろうか?
尋常でない決意に頭が下がる思いである。
この時代の女性は政略結婚の道具として扱われたように現代の女性の立場とは大きく異なっていた。
そんな弱者として必死に抵抗を見せようとする心がそのような決意をさせたのか?
まさに『気丈な・・・』という言葉がふさわしい姫である。
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