以下は上杉謙信が残した家訓《全16箇条》である。
■上杉家、家訓16か条
心に物なき時は、心広く体泰なり
心に我侭なき時は、愛敬失はず
心に慾なき時は、義理を行ふ
心に私なき時は、疑ふことなし
心に驕なき時は、人を敬ふ
心に誤なき時は、人を畏れず
心に邪見なき時は、人を育つる
心に貪なき時は、人に諂ふことなし
心に怒なき時は、言葉和らかなり
心に堪忍ある時は、事を調ふ
心に曇なき時は、心静なり
心に勇ある時は、悔むことなし
心賤しからざる時は、願い好まず
心に孝行ある時は、忠節厚し
心に自慢なき時は、人の善を知り
心に迷なき時は、人を咎めず
全ての家訓が『心』から始まり心理の細部に至るまでに言及しいてるところは、いかにも仏門に身を置いた上杉謙信らしいところである。
謙信の謙信たる一面がこの家訓から読み取れるのが面白い。
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