相手方との戦力にあきらかな差があり、不利が一目瞭然であれば正攻法で戦えば戦力に劣る自軍の戦況は敗色が濃くなる。
しかる場合には自軍を勝利に導くには正攻法以外の戦略が必要となる。
そのひとつの方法として敵のメンタルな部分を突破口として怒りの感情を誘い出し、冷静な判断力を鈍らせこれを利用すると言う方法がある。
話は変わって映画・スターウォーズ・・・
後のダースベーダーと変わり果てる前の『ジェダイの騎士』スカイウォーカーも他に抜きん出る圧倒的な能力を保有しながらも、その怒りという感情からからフォースの暗黒面に取り入れられてしまう。
感情のコントロールが未熟であると思いも依らぬ方向へと導かれてしまうことは、何も映画の世界だけの出来事ではなく、我々の日常生活のちょっとしたことにも影響を与える。
常に日々平常心
武田家臣・高坂昌信のような心境で常にありたいと思うのだが・・・
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煙火は必ず素より具(そな)う
火を発するに時あり
火を起こすに日あり
火攻めは敵に大打撃を与えることの出来る手段であるが、
実行するときには必ず実行するための理由が必要であり、
用いる道具ば常日頃より使うための準備が必要であり、
火を使うにはタイミングをよくよく思慮せねばならず、
季節などを考慮して日も選ばなければ成功は難しい。
現在も我々の生活を快適にする様々な道具が開発されている。
しかし、その使い方を一歩誤れば便利などころか危険な凶器と化してしまうものも多い。
古来より火を操る術を得た人間が他の動物に抜きん出た進化・進歩を遂げたのも事実であるが、火という諸刃の刃はその人間の命さえあっと言う間に消し去ってしまうこともある。
地震・雷・火事・親父・・・
最近親父の怖さは影を潜める場面が多いが、それ以外の自然界の脅威は相も変わらず強大であり、その前では人間の力はちっぽけなものであることに異論はなかろう。
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今年もどうかヨロシクお願い致します。
早速ですが、孫子の兵法の続きです・・・
先ず其の愛する所を奪わば 即ち聴かん
敵を攻める場合には、第一に敵が絶対に奪われたくないと想うところに主眼を置きそこに集中して攻めるべきである。
そうすれば必然として敵を術中に誘うことが可能となり有利にことを運べる事となる。
敵が自分の強みと自負している拠点があるとすれば、もしそこが相手の手に渡ると一気に強みがウィークポイントへと変貌する。
戦国時代の群雄達もどうしても譲れないという拠点を巡って日夜勢力争いを繰り返し、その拠点を巡り勢力図も日々変わっていった。
絶対大丈夫と想っていた想定がが崩れると、以外に脆くあっさりと崩れてしまうのもよくあることで・・・
2007年の箱根駅伝も実力ひしめく戦国時代の様相を呈していたが、最終的に総合優勝したのは順天大であった・・・
自分たちの持てる強みを死守し、期待通りの実力を発揮した結果、安定した総合力で優勝の栄冠を勝ち得ることができた。
一方、応援していた地元・山梨学院大学はといえば
強みであるはずのモグスがまさかの失速・・・
強みが崩れたあとの動揺が尾をひいたのか、結局立て直しもままならず、シード権も取れないという結果となってしまった。
残念な結果ではあったが、既に来年へ向けての戦いが始まっている。
この悔しさをバネに、自分たちの強みを再構築してぜひ強いチームの復活を実現し、来期は一層頑張ってもらいたいと心より祈りたい。
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例え上司の命令が絶対であったとしても、その指示内容に過ちがあるとすれば100%従う道理はない。
ただ上司の命令に盲目的に従えば良いと言う訳ではなく、部下は部下で自分の信念をもちそれに従い行動するということが必要である。
それでも尚上司が絶対服従を求めるのであれば、それはヒトラーの命令が絶対的であったのと同様で独裁者のエゴイズムとしか言えないであろう。
ただヒトラー独りが悪かったのであろうか?
やはりその部下の正しい判断力の欠如がその後の悲劇をもたらしたであろうし、勇気をもって諫言する者、人の言動に左右されない者の信念がより強く前面に出ていたのなら違う歴史となったのではなかろうか。
人は立場が偉くなるほどに利権が複雑に絡み合い正しい判断が難しくなるという弱い部分を持っている。
故に客観的な判断力をもった部下の育成が肝要であると感じる。
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上に立つ者(君)は自分が信じて部下(将)を登用したのであればその能力を全面的に信頼して、あれこれと干渉してはいけない。
本来はこのような関係が理想なのではあるが、最近は事情が少し違うようで・・・
新しく社員を採用してもあれこれ指示を受けなければ仕事が出来ないというのが最近の傾向であろうか。
言われたことは無難にこなすが創意工夫して行こうと言う気持ちが弱いのか?
ただこれは時代の流れとして受け止めなければならない事実であり、昔はこういうものだったと言ったところで共感させることは出来ない。
今の常識が昔の時代と違うのか?
昔の常識が今の時代と違うのか?
どちらにせよ環境が変わっていることは事実である。
『最近の若い者は・・・』と文句を言っている者にもこそ
この時代の流れに君臨機応変に対応する能力が問われる時代でもある。
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不仁の至りなり
敵情を的確に知ろうとするのならばそれなりの対価がかかるものであり、この出費を惜しむ者は人の上に立つ将としての資格が不十分である。
武田信玄が攻め倦んだ戸石城攻略の際、真田幸隆が碁石金を使いその内部から村上勢を崩壊させた例にもある通り、金もただ貯めるが能ではなく、その使い道に依っては投資額以上の恩恵を被ることがある。
今年限りで引退した日本ハムファイターズの新庄選手も然り。
自分のポケットマネーを使って招待席を確保したり、広告看板を出したりしていたのは周知の事実である。
そして伝説とも言える輝かしい功績や記憶を我々に与えてくれた。
新庄選手に対する評価も使った金以上に本人に跳ね返っているのではなかろうか・・・
人から一目おかれる偉人たちは、
その金の使い方も一流であると言えるのではなかろうか。
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明らかに敵が己より勝っていると判断したならば
正面からの正攻法は極力避けて
他の方策を立てる事で対処せよということである。
敵が強大であっても果敢に正々堂々と立ち向かい玉砕するというのはいかにも日本人好みの作戦ではあるが、
結局のところ意地は示すことが出来たとしても将来性のある選択ではないというのも事実である。
生きてこそ、再起を果たす夢を託し、実現することも可能なのである。
『逃げるも作戦の内』ということであろうか。
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安ければ静かに
危うければ動く
木石とはその置かれた状態が安定した地にあれば微動だしないが、
不安定な状態では動くものである。
同じものでもその置かれた環境下では全然別の側面を持つ。
普段正常な判断を下せる者でも、不安定な状態に置かれた状態では過ちを犯す可能性もある。
逆に緊張感のない日々を過ごす者には危機感というものがなく、あたり前にできるであろうことができなかったりする。
森羅万象、常に安定と緊張のバランスが大切でありそれを欠いた時には何かしらの不具合が生じてしまう。
そのバランスを保つということがなかなか難しいんですけどねぇ〜
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寄正の変は勝げて窮む可からず
戦いの方法とは正攻法と奇策の二つしかないが、その組み合わせにより変幻自在に無数の作戦を画策することができる。
一見単純な道理であるがその組み合わせにより飛躍的な展開へと発展していくものである。
例えば今使っているパソコン!!!
コンピューターを使って色々な命令や処理が可能であるが、その仕組みを紐解くとその基本をなすものは二進法である。
1か0か・・・
ONかOFFか・・・
結局のところ電気を通すか通さないかの2つしかない選択肢で、単純作業を様々に組み合わせることによりあのような複雑な処理が可能となる。
まさに『寄正にすぎざるも』の寄と正ではなかろうか?
その可能性は無限大である。
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所詮戦いは騙し合いであるということ。
『正攻法で挑むのが武士道』と言った所で最終的には勝った者が勝ちである。
どんなにその戦いに対して大儀名分を掲げたとしても『勝てば官軍』、『敗れれば敗者の遠吠え』ということである。
現代も騙し合いのなんと多いことか・・・
オレオレ詐欺、知事の不祥事隠し、架空請求などなど、身近にはどれほど蔓延しているのであろうか?
そんなものには絶対に負けたくないと孤軍奮闘していきたいものです。
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怯は勇に生じ
弱は強に生ず
乱れというものは順風満帆のなかから生じるものであり、
臆病と勇気は紙一重の違いであり、
強者のなかにも弱い部分が必ずや共存している。
プラス マイナス ゼロ の原理・・・
どんなに優れているという人物でも必ずやマイナス部分が存在して
差し引きするとゼロになる。
またどんなに劣っているという人物でも違う角度からみると必ずや
プラスの部分が存在して差し引きゼロとなる。
所詮人間は多かれ少なかれプラス マイナス ゼロである。
優れた部分だけに脚光を浴びると驕り高ぶり、
劣った部分だけをそんなに悲観することもない。
そんな気持ちで日々を過ごせば
ちょっと肩の力が抜けて
また頑張れる気がしてきませんか?
孫子の言葉・・・
やっぱり好きです。
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善く守る者は 敵 其の攻むる所を知らず
戦術において攻撃方法に精通した者に攻められたとき、敵は何処を守ればこの攻撃を防げるのか皆目検討がつかなくなってしまう。
逆に守備方法に精通した者に守備を固められてしまうと、敵は何処を攻めればその守備を突破できるのか解らなくなってしまう。
攻撃が巧みな者と守備が巧みな者同士が対峙したらどうなるのか?
攻守は表裏一体であり、相手の手の内を知るための情報収集や相手の息遣いまでを読みあう駆け引きにより、その雌雄が決する。
戦国時代も創世記と言える初期頃には単純に戦闘能力で局地戦を勝ち抜くことができたが、時代が進むにつれ大局的な見地での戦略的判断力を兼ね備えなければ淘汰されて逝くこととなる。
企業の倒産、吸収合併、外資ファンドによる買収など・・・
現代も戦国時代と変わらぬ様相を呈していると感じるのは拙者だけではないはずであろう。
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いまだ巧久なるをみざるなり
作戦上 上策でなくとも短期決戦で勝負し勝利することはあっても、その状況で長期戦にもつれ込んだら決して勝利することは難しい。
この言葉を聞くと真先に第二次世界大戦において真珠湾の奇襲攻撃で短期決戦を望んだ山本五十六のことを想い浮かべる。
当時、神国日本を信じて疑わぬ帝国陸軍の石頭たちの先導によりアメリカと戦わなくてはならなくなった。
陸軍諸将は対戦国との戦力分析などとは無縁で神国日本の不敗神話を唯一の根拠として絶対勝利を信じていた。
それに対し山本五十六は日本の圧倒的不利を承知の上で発言力の強い陸軍の言うがまま開戦を強いられ、決死の短期決戦を仕掛けるべくハワイ真珠湾の攻撃を開始する。
初戦では戦果をあげるものの、その後は圧倒的な資源力を武器に反撃にでた連合軍に次第に巻き返される。
もともと決して上策と言えない作戦で戦いを挑んだ日本は長期戦となるにつれ苦戦を強いられ、やがては敗戦へと追い込まれる。
まさに孫子の言葉通りの結果となったことは歴史が証明している。
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得るに非ざれば用いず
危うきに非ざれば戦わず
利益が望めないならば実行せず、
得とならなければ採用せず、
不安要素があれば戦わない。
徹底した合理主義である。
時として上に立つ者にとっては『行動しない』ということを選択することは大変な勇気のいることである。
周りの状況を冷静に判断することができなければ勢いに流され、正しい判断を下せずにズルズルと時期を失して後手後手に廻ってしまう。
全てが合理主義で解決できるとは思わないが、合理的な思考回路は必要なことだと感じる。
学生が自殺するというニュースが数多く報告される昨今・・・
様々な悩みがあるのだろうと思うが、是非とも自殺という選択肢を『選択しないという勇気』を持って欲しいと思う。
この一点においては心の底から願いたい・・・
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敗兵はまず戦いて後に勝ちを求む
戦いに勝利する者は事前の準備ですでに勝つ体勢を万全整えた後に戦いを行うので勝つべくして勝つのである。
戦いで負ける者は何の準備も為されないまま戦いに望み、戦った後に勝つ為にはどうすれば良いのかと考えるものである。
本当に単純明快であり、また全ての事由にあてはまるということを孫子は説いている。
言われてみれば当たり前のこと・・・
その当たり前というのがなんと難しいことか。
業界の常識が世間の非常識とならぬよう、この言葉を肝に銘じていきたいものである。
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