武田信玄の副収入のススメ
戦国時代最強の武田騎馬軍団・・・ その最強家臣団を支えたのが金山採掘による甲州金・・・ 現代によみがえる武田信玄の戦略・・・ まずはコツコツとお小遣い稼ぎから!!!
大河ドラマ『風林火山』 第36〜40回
だいぶ更新がおろそかになっていたのでハイライト(手抜き)で・・・

第36回 『宿命の女』

武田家臣の小山田信有が寝首をかかれてしまう。
側室・美瑠との間に生まれた子が病死してしまうが、この子は信有の子ではないとの疑惑が・・・
それでも実の子として育ててきたが病死した際にホッとしたような信有の表情が美瑠に武田への復讐心を再燃させてしまった。


第37回 『母の遺言』

晴信の母大井夫人が逝去してしまう。
これまで晴信を時に励まし、時に諌めて武田家にとって影の立役者であった母が逝ってしまう。
死の間際まで武田家の禍根の兆しを憂いていた姿はまさに『賢母』であろう。


第38回 『村上討伐』

村上討伐へと向かう武田軍。
勝機がないと見た村上義清は越後・長尾景虎のもとへ向かおうとする。
勘助と春日の戦略は村上を討ち取らず越後へ逃がすことの方が得策であろうというものであった。
長尾景虎は義を重んじるので村上の領地奪回には動いても自ら信濃の領地所有を望まないので村上を生かしたほうが武田にとっては都合が良いとの読みからである。
いよいよ甲斐と武田の正面きっての攻防の始まりである。


第39回 『川中島 龍虎激突』

運は天にあり
  鎧は胸にあり
    手柄は足にあり
甲斐と越後の初対峙・・・
晴信と景虎、勘助と宇佐美のそれぞれが戦略を駆使し相手の出方を予測して自らの行動を決断する。
実際は対峙することがほとんどで大きな戦いには発展しなかったが、何ともいい味を醸し出していたのが老将・諸角である。
生き恥をさらすということは決して悪いことではないとの晴信の家臣を思いやる処遇にもホノボノとする感じがして好感が持てた。


第40回 『三国同盟』

北条氏康は上杉憲政と対峙してその憲政が越後を頼ったため長尾景虎との争う新たな戦況となった。
また武田晴信は信濃を手中にするため、やはり長尾景虎と争っている。
今川義元は尾張侵攻を目前にやはり甲斐と相模とは盟約を結んでおきたい。
三者の思惑が一致して不可侵同盟が成立することとなる。
縁組で他国へ嫁ぐ女性が道具のように扱われてしまうことは現代では考えられないことであるが、約500年前の日本での出来事と思うと悠久の時間というものを感じさせられる。
結局この三国同盟により今川がいよいよ動き出すのだが・・・
その結末は如何に。
由布姫の吐血も気になります。

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大河ドラマ『風林火山』 第35回
『姫の戦い』について

正直女同士の争いというのはなんだかドロドロとしていてあまり気持ちのいいものではないのだが・・・

今回のドラマの中でのテーマとして母親の息子に対する母性というものが起因しての姫達の争いというものを感じたのであるが・・・

『母性』とはすべてを受け入れる愛である。

たとえ自分の子に劣等感があったとしてもそれに目をつぶりすべてを容認するということであろうか。

今回の姫たち
三条の方、由布姫、また北の方までもが自身の息子に対する愛が深き故それぞれの思惑というものが形成されている。

亭主元気で留守がいい・・・などと昔のCMの言葉が思い起こされるがそれほど亭主よりも母親の思惑が与える影響というものが如何に強烈に大きいものかということを思い知らされる感が強かった。

まあ女人の思惑の部分は史実に残る部分は数少ないのであくまでも想像の部分がほとんどであろう。

父性とは厳しく接する愛であるが、この部分は母性に比べたら印象が薄れてしまうのは少し悲しい気持ちにもなってしまうのだが・・・

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大河ドラマ『風林火山』 第34回
『真田の本懐』について

砥石崩れで村上義清に痛い目に遭わされた武田軍。
越後より無事に戻った山本勘助は早速真田幸隆のもとへ新たな調略案を進言のため馳せ参じる。
新たなる調略への秘策とは真田幸隆の実の兄弟で今は村上方に下っている常田隆永を武田方へ取り込むことであった。
ただ寝返れといってもそれぞれに事情が複雑に入れ込みなかなかうまくいかないところだが、海野家の再興のために武田晴信の息子を跡継ぎにというのが勘助の戦略であった。
結局内応を承諾した常田の協力により真田幸隆を先陣として砥石城へ夜襲を仕掛けた武田軍はようやく難攻不落のこの城を手中に治めることに成功する。

砥石城が落ちた知らせを聞いた村上義清は小笠原長時のもとを離れ自軍の城へと戻っていく。
その際村上が小笠原に対して発した言葉・・・

『武田の人望に負けたのだ』

領土を巡る戦いとは両者の単純な戦闘力で決着するのではなく、そこに住む住人、またそこを拠点とする武将や人々の心をうまく掴まねば結局のところ人心は離れ領地を治めることはできないということであろう。

人を思いやりこの人の為に何かやってやりたいと思わせる人への配慮。
この配慮に対する力量が小笠原より武田の方が上回っていたということであろうか。

現代においても同様であろう。
CS=顧客満足はどこの会社も重要視しているが、
ES=従業員満足はいかがであろうか?

今元気な会社とはこのESに着眼している企業がほとんどであるということは今も昔も人心の掌握こそが肝ということになんら変わりがないことだと思うのだが・・・

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大河ドラマ『風林火山』 第33回
『勘助捕らわる』について

根来衆の僧侶になりすました山本勘助は鉄砲100丁が届けられるまでの人質として越後に捕らわれの身となっていた。
長尾景虎は宇佐美定満に勘助の身柄を預けていたが、既に武田の間者と見抜かれてしまっていた。
間者と見抜いた上で宇佐美に勘助を預けたことは景虎が宇佐美を味方に引き込むための策でもあった。
結局宇佐美を取り込んだ景虎はそのままの勢いで敵対していた従兄弟にあたる長尾政景をも屈服させ越後をひとまとめにしてしまう。
いよいよ越後を統一した長尾景虎。

一方甲斐・武田では勘助が戻らぬことに武田晴信もやきもきしていた。
そんな晴信は北の方に板垣・甘利亡き今、山本勘助がそなたを支えるものではないかと諭される。
やはり
『人は石垣、人は城』
人こそが武田家の礎となるということであろうか・・・

鉄砲100丁が届かぬ約束反故のため越後では山本勘助が処刑されようとしていた。
『御仏の加護がなかったのだな・・・』
という長尾景虎に対し山本勘助
『御仏などに救われたことなどありませぬ。
 今まで人間臭さの中でこそ拙者は救われて参りました。』
とお互いの180度違う価値観がぶつかりあう場面は見応え十分であった。

鉄砲で勘助に狙いを定めて景虎が今にも引き金を引こうとした刹那、
根来の津田が100丁の鉄砲を持参して謁見する。

これは武田晴信の指示により鉄砲を届けさせたようである。

当時の鉄砲100丁とひとりの武将の命。

どちらが重要かということはそれぞれ議論されようが、武田晴信にとっては山本勘助という武将の存在価値が上回ったということである。

金で買えるものと買えないもの・・・
マスターカードのCMではないがまさに山本勘助はプライスレスということなのであろう。

粋な計らいである。

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大河ドラマ『風林火山』 第32回
『越後潜入』について

前回鉄砲商人として長尾景虎の様子を探るべく越後へ潜入した山本勘助
鉄砲100丁を届けるまでは人質として足止めをされてしまう。
逆に家中を探るのに好都合と喜んでひとり越後に残った。

越後統一へ向けて突き進む長尾景虎はその最大の障壁となる宇佐美定満を説得しようと会談を申し込む。
己には父を討たれた恨みはないことを伝えるとともに、主家への忠信から一貫した筋を通した宇佐美定満へ賞賛の賛辞を送る。
欲にとらわれることの醜さを前面に押し出し宇佐美を説得する。
宇佐美定満も実際に対面して長尾景虎を見定めようとしていたようで、その言動に一目を置いた様子。
ただし宇佐美も黙って話を聞いているだけではなく
『欲を捨てるということにこだわることも己の欲である。
 俗世を否定して認めないということもいかがであろうか?』

と長尾景虎の極端な潔癖症の部分の危うさを指摘する。
この会談に同行していた山本勘助は結局宇佐美のもとへ預けられることとなる。

一方甲斐・武田晴信は村上義清の砥石城を取り囲んでいた。
難攻不落の砥石城を力攻めで攻めるリスクを懸念して越後へ潜入する前に山本勘助
『せいてはなりませぬ』
と忠告しておいたにもかかわらず・・・

結局城攻めに取り掛かった武田軍はいたずらに戦力を消耗していく。
そんな中、高梨と和睦した村上義清も砥石城へと援軍に向かってきた。
それまでの戦いで疲弊していた武田軍にはもはや撤退するしか打つ手はなかった。

『砥石崩れ』と呼ばれる武田勢の敗戦。
上田原の戦いに続き同じ村上義清を相手に敗走することとなった。

しかしこの敗戦は武田信玄が生涯で経験した数少ない経験のひとつである。
また敗戦の中からしか得られないことも数多くあるのも事実で、以後の武田軍の戦いはこの敗戦を境に着実な進歩を遂げることとなる。

決して負けないための準備と情報収集、そして大局的な見地での戦略。
村上義清という強敵がいたからこそ戦国最強と呼ばれた武田軍を形成する土壌ができあがったとも言えよう。

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大河ドラマ『風林火山』 第31回
『裏切りの城』について

信濃攻略へ向けて更に歩を進める甲斐・武田晴信の前では小笠原長時は戦わずして落ち延び、村上義清の元へ逃げ込む。
武田軍は深志城を対村上攻略拠点と見定め城代に馬場信春を送り込み内政を充実させる。
この深志城はその後対立が予測される越後・上杉勢にも睨みを利かせるための重要拠点ともなる。

村上義清は武田との全面交戦を目前に砥石城の守りを堅めにかかる。
その砥石城を攻略するための基点となるのは真田幸隆のいる信州・上田の真田郷である。
真田幸隆は仇敵・村上義清を滅ぼした後は上田一体の知行を安置される確約を武田晴信より貰っていたので全知全霊を傾注して砥石城への調略を仕掛けていく。
村上方への内応者を巧みに操り攻撃を仕掛けさせる。
自城に攻め寄せさせた後、退路を絶ちこれを殲滅する手際の良さは鮮やかの一言である。
またこの作戦の裏に描写されている真田と相木のふたりの絆は何とも言い難い良い雰囲気を醸し出している。
同じ目的へ向かって突き進む仲間とはこういうものなのかと再認識させられるとともに羨ましくもある。
人生でそういう友を見出せるのはホントに幸せなことであろう。

一方、鉄砲商人として越後に入国した山本勘助は長尾影虎に謁見するやいなや、いきなり窮地に立たされてしまう。
次週どのような展開になるのであろうか?

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大河ドラマ『風林火山』 第30回
『天下への道』について

未だ統一がならず豪族が乱立する越後国内。
しかし着々と長尾影虎(後の上杉謙信)を中心にまとまりつつもある。
関東管領である上杉憲政が北条氏康の勢いに対抗するべく長尾家に後ろ楯を要請する。
そのため長尾影虎には関東管領の守護という大儀名分が生じることとなる。
この時代には珍しい私欲に囚われない正義・信念を持つ長尾影虎には意気に感じて戦うべき理由が生じることにもなる。

後に既に有名無実と化してしまっている『関東管領』という職に頑なにこだわり戦い続けることからも上杉謙信の愚直なまでの一途な思いというものが感じられる。

さて一方甲斐では紀州・根来寺に山本勘助を遣わし鉄砲100丁を仕入れる手筈を整える。
撃つまでに手間が掛かることや雨天で使用できないことなど欠点も多いが今までの戦闘方法をガラリと変革させるものでもある。
各戦国大名がこぞって導入に奔走したことからもその脅威は恐るべしである。

また駿河・今川義元の目もいよいよ上洛へと目標を見定めている模様。
雪斉との打ち合わせにも余念がない。

自国の思惑と他国の思惑が交差するなかでいよいよ大きな波のうねりに情勢がどう転んでもおかしくない状況。
何だかワクワクしてしまう。

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大河ドラマ『風林火山』 第29回
『逆襲 武田軍』について

村上勢との上田原の戦いで甘利・板垣の両重臣を失った武田晴信。
敗戦を受け入れられずに合戦後も陣を駐留させている状態が続いていた。
母である北の方より帰陣を促されてやっと陣を払うことを決意したのは合戦より20日以上経ってからであった。
母から
『人を慈しむ心を失っては国を滅ぼすこととなる』
という戒めの言葉を受けうな垂れる武田晴信。

重臣の二人は死をもって若き主君・武田晴信を戒めた のである。

この重臣の死を以ってしての戒めは武田晴信へ対してショック療法ともなり不安定であった武田家臣団の結束を固めることともなった。

武田晴信が亡き板垣信方を想いつつ語った決心・・・

『甲斐には生涯堅固な城は築かない
 人は城 人は石垣 人は堀
 情けは味方 仇は敵』

現在に伝わる武田節にも語られる一節。

人の結束に勝てるものはないということを悟った武田晴信は
今後数ある戦国武将の中でも特異稀なる主君へと進化を遂げることとなる。

片田舎から天下を目指す戦国大名のひとりとして・・・

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大河ドラマ『風林火山』 第28回
『両雄死す』について

信濃・村上義清と甲斐・武田晴信とのファーストコンタクトは上田原を舞台に両者が睨み合う。
武田軍の先方は真田幸隆と馬場信春がぜひ自分にと願い出るが晴信はこれらを退け板垣信方と甘利虎泰を任命する。
若き主君・武田晴信の将来を思い両職はそれぞれの思惑で短期決戦で決着を着ける為の画策に奔走する。
甘利は村上側へ寝返ったと偽装しつつ村上義清の首級を獲るべく単身村上軍の陣中に赴く。
しかし村上義清へ襲い掛かろうとした刹那、平蔵の放った矢に阻まれ暗殺に失敗し捕らわれてしまう。
隙をみて村上陣中を抜け出し板垣隊へ敵襲を知らせるべく馬を走らせるがその途中に背後より多数の矢を背中に受け板垣隊へ到着したのも束の間息をひきとってしまう。
また板垣信方は敵・村上義清の襲撃を正面から受けて立つ。
伝兵衛に鎧を着せて武田晴信の影武者と仕立てつつ本陣の武田晴信から兵を遠退けようとも画策する。
結局孤立した板垣隊は徐々に消耗していき板垣信方も大勢の敵に対し孤軍奮闘の立ちまわりを見せるがやはり多数の矢を一身に浴びて力尽きる。

千葉真一の迫真の演技・・・

もはやこれに余計な説明は蛇足であろう。

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大河ドラマ『風林火山』 第27回
PCが壊れてしまいましが久々に戻ってこれました。
遅くばせながらまたコツコツと綴っていきたいと思います。

『最強の敵』について

これまで負戦を経験したことがなかったため戦に負けることに恐怖心が募る武田晴信。
人の道を逸脱した言動が多くなってきたことを感じている家臣団も徐々に多くなってきている。
人心の掌握もままならない状況の中、信濃最強の敵・村上義清との戦へ突入する雰囲気。
ここで主君の進むべき道を方向修正しようとするのはやはり老令な家臣・・・
両職である甘利虎泰と板垣信方のふたりである。
まず甘利が山本勘助へ放った言葉
『戦の勝ち負けとは生き残るか死ぬかではない
 何を守り何を失うかである
己の利害だけを考えて軍師としてお館様に戦闘回避の諫言をしなかったことを戒める。
一方板垣も村上攻め目前の晴信が人の道は一本にあらずという言葉に対して
『家臣団をまとめるためには人の道は一本であるべきである
 お館様の一番の魅力は心を以って人を動かす力である
 理信をお持ち下され』
と言葉を返す。
血気にはやる若き主君を思うふたりのベテランの言葉が非常に印象に残っている。

それぞれの思惑で動き出すふたりのベテランが次回どのような行動にでるのか・・・
それはまた次回にて

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大河ドラマ『風林火山』 第26回
今回の『苦い勝利』について

志賀城に立てこもり武田へ反旗をひるがえした笠原清繁。
その後ろ楯となるのは関東管領の上杉家と村上家の援軍。
しかし頼みの綱であった関東管領軍は武田家の両職・板垣信方と甘利虎泰にあっけなく返り討ちにあってしまう。
また村上軍も武田軍の調略により足止めされてしまい志賀城は孤立してしまう。
援軍の来ない志賀城を取り囲む武田勢は勝利を確信し、そのまま時が経過すれば笠原軍の降伏も目前であった。
しかし若き武田晴信は今までの信濃攻略時に降伏させた後もたびたび反旗をひるがえされることに癖々とした感があり、力攻めでの城攻めを敢行する。

山本勘助
『戦わずして勝つのが上策である』という進言も聞かずに『見せしめ』の強行断行である。

今回のドラマのなかでの武田晴信は奇行を強調されていた感があるが弱者の殺戮という結末はなんとも後味の悪いものである。
時として威光を示す必要があったとはいえ・・・

負けを知らない主君を憂いている板垣信方の表情が印象的であった。
そのような家臣がいるからこそ方向修正というものが可能なのであろう。

武田晴信が如何に方向修正するか・・・
今後が楽しみである。

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大河ドラマ『風林火山』 第25回
今回の『非情の掟』について

将来へ禍根を残すことには皆敏感に反応するようで・・・
・太郎(後の武田義信)を擁立する三条の方グループ。
・四郎(後の武田勝頼)を支持する由布姫と山本勘助グループ。
・また諏訪の跡取りを巡り寅王丸に肩入れする者。
三者三様でそれぞれの思い描く将来像へとそれぞれの前哨戦ともいえる牽制合戦が見て取れる。
そんな中諏訪頼重の子供・寅王丸が真っ先に矛先が向けられて今川家臣雪斎のもとで出家することと相成る。
その幼い別れの涙は戦国の代の常とは云えなんだか心が痛む想いである。

そんな家中のドロドロとした関係とは別に、武田晴信は駒井高白斎らに甲州法度の制定に向けて草案の作成を命じる。
草案を作成中に駒井は春日(後の高坂昌信)に対してお館様には強い部分と弱い部分を残した君主となって欲しいとつぶやく。
できあがった甲州法度を武田晴信へ披露した際に
『まだ完成しておりません。最後の条文としてこの法律に君主である己が違反した場合にもその裁きを受ける旨の記載を追加して欲しい。』
と覚悟を決めて進言する。
武田晴信は駒井の心中を察してこれをとりあげ、この時代には類をみない君主の言動にも適用される甲州法度が制定される。
この駒井の進言を快く受け入れるあたりはやはり並みの武将にはない情に厚い部分を武田晴信の中に見てとれる。

昨今の牛肉偽装事件・・・
もし社長にも自分自身は特別扱いされると言うことが許されない社風であり、廻りも強く進言していたらこんな事態は発生しなかったことであろうが。
不正が発覚したら開きなおり社員全員を解雇しても平気であるとは言語道断である。

今も昔も己の満足のために他を顧みず、下の者の気持ちを汲み取れないということはなんと悲しい結果が待っていることか・・・

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大河ドラマ『風林火山』 第24回
今回の『越後の龍』について

越後・上杉謙信が少しだけですがいよいよ登場。
まだ長尾景虎という名前で越後の守護になる前のシーンでしたがようやくの登場にワクワク感が高まってくる。

話の方も話題が色々と盛り込まれていて・・・
前回鉄砲に打たれた山本勘助真田幸隆に救われて命を拾う。
意識が戻った山本勘助は再度真田幸隆へ甲斐・武田への仕官を勧める。
真田幸隆も既に意を決していたようで武田への仕官に首をようやく縦に振る。

ここで真田幸隆は信濃攻略後に武田家の前に立ちはだかるのは越後の長尾景虎であろうと勘助に示唆する。

真田幸隆は世話になった和尚より餞別として六文銭をもらい、後にこれが真田の『六連銭』の旗印となる。

甲斐へ入り武田晴信に謁見した真田幸隆は旧領の城主へと返り咲く。
城内では旧領時代の家臣たちが真田幸隆のもとへと集結済みでその喜びを分かち合う。

なんとも鳥肌が立ってしまうような感動的なシーンであった。


今回の主役は武田信玄でもなければ山本勘助でもない。
ましてや上杉謙信でもない・・・(『越後の龍』だというのに)


『今回の主役は真田幸隆である』


今後真田一族がどのような智略をもって活躍をしてくれるのかが非常に楽しみである。

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大河ドラマ『風林火山』 第23回
今回の『河越夜戦』について

前回三国同盟を結んだことにより北条氏康は後顧の憂いなく河越城を取り囲む関東管領・上杉憲政と対峙することとなる。
但し上杉勢80,000に対し北条勢はたったの8,000余り。
10倍の軍勢で取り囲まれた河越城は絶対絶命の窮地であった。
しかし北条氏康の策略と上杉勢の油断が相重なって結局劣性であった北条が勝利する。
この河越夜戦での勝利は北条氏康の名前を世に知らしめる契機ともなった。
上杉勢の中にも長野業正といった猛者は魅力的な武将のひとりであるが、如何にせよ主家が聞く耳持たねば宝刀も持ち腐れとなってしまうであろう。

山本勘助は武田の援軍として北条方へ参戦していた。
上杉勢に潜り込み上杉方に身を寄せていた真田幸隆をなんとか武田へ引っ張ろうとする。
真田の武田へ対する恨みは深いものがありなかなか一筋縄ではいきそうもない・・・
この山本勘助真田幸隆とのやり取りは非常にドキドキするものがあり面白かった。今後の行方も気になる部分である。

今回の舞台となった河越は現在の川越市である。
この町も一度訪れたことがあるが、蔵造りの町並みが今尚残る風情のあるなんとなく好きになれる町である。
また特徴的なのが電線が地中に埋められているため電柱や電線がなく、景観が非常にスッキリとしている。
こういうことができる川越の都市計画というのはホントに素晴らしいものであると思う。
ぜひ他の都市でも見習ってもらいたいものである。

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大河ドラマ『風林火山』 第22回
今回の『三国激突』について

駿河の今川義元と相模の北条氏康がお互いに駿東郡の領地で睨み合い一触即発の状況となった。
今川義元は軍師である雪斎を義元の義弟である甲斐・武田晴信のもとに送り込み援軍のための出陣を求める。
信濃の地固めもままならぬ武田晴信にとっては歓迎されぬ要請ではあるが、義兄の要請とあっては無碍に断る訳にもいかない。

しかし雪斎の口調から今回の今川からの出陣要請には裏があることを察した晴信は、武田が出陣することで今川と北条の仲立ち役を買って出て三国の同盟を画策する。
そのために今川義元のもとへ軍師・山本勘助を派遣させた。

そこで勘助も今川義元の真意は西の都への上洛に向いていることを知り三国の同盟のために奔走する。

信濃に進出したい武田晴信。
北関東の関東管領・上杉と敵対する北条氏康。
京の都を夢見る今川義元。

それぞれの思惑に対する利害の一致によりとうとう三国同盟と相成った。
もしこの三国同盟が成立しなかったなら・・・三者で牽制し合い、いたずらに兵力を削り合い、その後の戦局も大きく変わっていたかも知れない。

武田晴信は信濃も手中にできずに甲斐一国に留まったかも知れない・・・
北条氏康も関東管領・上杉に飲み込まれていたかも知れない・・・
今川義元も京への進軍中に織田信長に討たれることもなかったかも知れない・・・

群雄が割拠する戦国時代において勢力図を大きく変えるのは個々の兵力の差ではなく『誰と組むか?』ということが如何に重要であることか・・・

そんな風に思って歴史を見てみると、また違った面白さが発見できる。

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